システムエンジニアとして今後数十年活躍し続けたいのであれば、毎日不断の努力をし続けなくてはならない。コンピューターの世界は日々進歩していて、新しい技術がどんどんと生み出されているため、そういったものに敏感になっていないと、いつしか時代に取り残されて仕事が来ないという状況にも陥りかねないのだ。少なくとも他人と同じぐらいの勉強をしていくことこそが、システムエンジニアとして生き残る唯一の方法である。就職したからといって、努力を怠ってはいけないということを肝に銘じておくべきだ。やる気のある人は、仕事以外の時間を使って各種セミナーに参加している。新しいプログラム言語を学んで守備範囲を広げるもよし、新しい資格を取得して転職に備えるもよしだ。
幸いにもプログラマ界隈には、人一人が数十年かけてもマスターしきれないぐらい勉強できることはあるものだ。その巨大なパイの中から、自分のやりたいことを抜粋してやっていけばいいだけなのでそれほどストレスも溜まらないだろう。自分がやっていて楽しいと思える勉強なら、休日を充てることにも抵抗はなくなる。IT業界はまだ生まれたてで、今後どのように変化していくかまったく分からないのだ。AIが進化して人間より賢くなると、プログラム自体をコンピューターが生成できるようになるかもしれない。もしもそうなったときにでも大丈夫なように、しっかりと準備をしておくことが重要になるだろう。